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東海第二原発用ブローアウトパネル閉止装置を開発しました。

この度、当社では日本原子力発電東海第二原発のさらなる安全のための装置「ブローアウトパネル閉止装置」を開発しました。
6月に試験機を兵庫県にある国内最大の防災科学技術研究所の振動試験設備「E-ディフェンス」にて動作・気密・耐震の各試験を行い、基本設計に問題なく、新規制基準に適合する見通しが得られました。
本装置は原子炉建屋壁面に既設のブローアウトパネルが、建屋内部の高圧水蒸気で万一開放した場合に、その開口部を閉止し、原子炉建屋の気密性を確保するための安全装置で、縦5m×横10mの大型のステンレス製の扉状の装置です。(株)日立GEニュークリア・エナジー殿、(株)日立パワーソリューションズ殿から当社の長年の自動ドアの実績や優れた技術が認められ受注したものです。
総合試験のメディア公開日(6/21)には新聞、テレビ局など多数の取材もあり、茨城新聞には翌6/22一面トップで報道されるなど注目されています。今後は実用性を高めた本設品の製作が期待されます。
なお、今回の開発品では基本構造、気密性能等で随所に当社独自の技術的な工夫をしており、関連する特許を出願済みです。

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